「バンドルカード」vs「Kyash」vs「LINE Pay」!プリペイドカードはこの3択でしょ!

最近になって「キャッシュレス時代」なんて言葉をよく聞きます。

例えば「電子マネー」と呼ばれるICカードで言えば、Suicaなどの交通系ICや、WAON、nanacoなどが、「QRコード決済」と呼ばれるサービスで言えば、PayPayやLINE Pay、Origami Payなどが挙げられます。

しかし、最近の電子マネーとQR決済は規格が乱立しすぎて意味の分からない状態。使えるお店もまちまちといったところです。

そこで「一番汎用性のあるキャッシュレス決済」を考えた結果、なんと一番便利なのはVISAやMasterCardなどのクレジットカードでした。なぜなら電子マネーやQR決済に対応しているお店は大体クレジットカードも対応しているから。

しかし学生や諸事情でクレジットカードを持てない人には高嶺の花…と言いたいところなのですが、そこで出てくるのがクレジットカードと同じ規格の「プリペイドカード」です。

代表的なプリペイドカードは3つ

今回取り上げるプリペイドカードは3つ。

まずは「バンドルカード」。株式会社カンムが提供しているプリペイドカードサービスです。

2つ目は「Kyash」。株式会社Kyashが提供しているプリペイドカードサービスです。

3つ目は「LINE Pay」。株式会社LINEの運営するサービスで、QR決済も存在しますが、プリペイドカードも発行可能です。

これら3つのカードは全て、専用のアプリにてプラスチック製のカード(リアルカード)を発行することができます。

スタイリッシュなカードデザインの「バンドルカード」

まずは「バンドルカード」の説明から。VISAと提携したプリペイドカードです。

還元はなし、リアルカードも手数料がかかる

この「バンドルカード」は、他の2つとは異なり「ポイント還元」がありません。悪く言えば「うまみはない」ということです。

また、リアルカードは発行する際に300円~700円の発行手数料がかかります(発行手数料はカードの券面デザインや種類により異なる)。はっきり言って、中高生にとってはちょっと痛い金額ではあります…。

ななねこ

いいとこないじゃん。
まだ判断するのは早いぞ。

ドルフィン

ただし、現在は「新規登録から24時間以内」であればカードの発行手数料はデザイン・種類を問わず実質無料となっています(6月16日までの予定・先着3万人限定)

チャージ方法とサポートは充実

その分、バンドルカードが強みとしているのは「チャージ方法」と「サポート」です。

チャージ方法は銀行ATM(Pay-easy/セブン銀行ATM)やクレジットカードでのチャージのほか、ビットコインでのチャージや携帯支払いでのチャージが可能です。正直自分は使いませんが、仮想通貨を利用している人などにはぴったりのカードかもしれませんね。

実は他にも後からチャージ金額を払う「ポチッとチャージ」というシステムがあるのですが、手数料が高いのであまりおすすめはできない方法です。

また、運営の対応が良いことでも有名なのがバンドルカード。(当然とはいえ)不正利用された際にはすぐに対応してくれますし、Twitter上で不満点を述べるとすぐに運営が飛んできて対応をしてくれます。すばらしや。

ななねこ

そっか、対応の早さも大事だね…。

リアルカードのデザインはスタイリッシュ!

バンドルカードのデザインは今年5月に一新(従来のデザインも継続して提供)され、VISAブランドのカードとしては史上初めてカード表面にカード番号を記載しないデザインとなりました。

これはセキュリティ的にも安全(他人にカード番号を見られる危険性が少なくなる)なため、「今後のクレジットカードの標準デザインになり得る」と期待する声も上がっています。

かっこええやろ?

ドルフィン

ななねこ

まあ、お前の顔よりはかっこいいな。
…(^言^)

ドルフィン

暗証番号と3Dセキュアは非対応。少額の買い物におすすめ

バンドルカードは暗証番号の設定ができないため、お店で使おうとして「暗証番号の入力を…」と言われたらジ・エンド(言えばサインに切り替えてくれるところもあるけど…)。もっとも、バンドルカードはICチップを搭載していないので、コンビニやスーパーではそんなことはほぼ求められないと思いますが。

また、「3Dセキュア」という本人認証の形式にも非対応なので、ネットショッピングなどでこれを求められてしまうと使えないということになります。

その他、ガソリンスタンドやホテル、「Yahoo!ウォレット」「DMM」などでは使えないようです。

バンドルカードの全体評価:見返りさえ求めなければ…

全体評価としては、「還元さえ求めなければ、まあアリかな」といった感じの消極的評価になりそうです。

ただし、サポートの良さに対しては定評があるため、その部分に限っては「LINE Pay」と同等の評価ができるでしょう。

…個人的には、発行手数料を条件なしで無料にしてほしいと思いますが。

還元率1%!最強(?)のプリペイド「Kyash」

つづいては「Kyash」。こちらもVISAと提携したプリペイドカードです。

還元率は高めの「1%」

Kyashの1番の強み、それは「Kyashで買い物をすると、その金額の2%1%がキャッシュバックされる」というもの。

追記

2019年10月以降、還元率は1%に変更。さらに現在は、発行手数料900円の「Kyash Card」を発行しない場合の還元率は0.5%に引き下げられています。

つまり、Kyashを使って1000円の買い物をすると、20円分10円分の残高がキャッシュバックされるのです。ただし、Suicaへのチャージなど、一部の支払いについては対象外です。

また、リアルカードの発行手数料も無料。さらにおサイフケータイ対応Androidスマートフォンでは「Google Pay」、iPhoneでは「Apple Pay」を経由して「QUICPay+」での決済が可能です。

ここまで見るとまさに「強力」なプリペイドカードです。

チャージ方法は多くはないが、それでも十分なレベル

バンドルカードが強みとしていたチャージ方法については、銀行ATM(Pay-easy/セブン銀行ATM)やネット銀行、クレジットカードからのチャージとあまり多くはありません。

しかしそれでも十分なチャージ方法が揃っていますので、「ここがデメリット!」とまではならないレベルです。

追記

2020年9月から、一部の銀行口座からのチャージに対応

ななねこ

悪いとこないじゃん。
うーん、でもなぁ…。

ドルフィン

やっぱり暗証番号と3Dセキュアは非対応。しかもサポートの評判があまり良くない

Kyashも暗証番号の設定ができません。お店で暗証番号の入力を求められたら使えないということになってしまいますね。また、「3Dセキュア」も非対応です。

そしてKyashの最大に残念な点、それは「サポートの対応が悪い」という意見がちらほらとあることです。

いくつか例を挙げるとすると…

  • 2万円をチャージした瞬間に凍結された
  • 久しぶりに使おうとしたら凍結されていた
  • リアルカードを発行したら、届いた瞬間に凍結された
  • 凍結に異議申し立てをしたら、対応に3週間も待たされた

といったもの。あくまでネット上の意見なので信憑性100%とはいえませんが、もしこれが事実であれば敬遠せざるを得ない状況です。

ななねこ

チャージした瞬間に凍結って…

また、Androidの場合は「QUICPay+での支払い時に決済が遅い」といった不具合(?)もあるようです。

Kyashの全体評価:リスク覚悟

サポートがらみのトラブルが比較的多い以上、個人的にはあまりおすすめはできないなぁ…というのが現状です。

あえて言うとすれば、「使うのならばリスクを覚悟で」というしかないですね…

ななねこ

いい部分が全部吹き飛んでいった…。

キャンペーン充実!さらなる力を秘める「LINE Pay」

最後はLINEの子会社が提供している「LINE Pay」について。こちらはJCBと提携したカードです。

QR決済にも対応!広いユーザーが使えます

かつてLINE Payカードの還元率は一律2%の高還元でしたが、現在は「マイカラー」というシステムを採用しています。

ななねこ

「マイカラー」って?
LINE Payの使用金額によって還元率が決まるシステムのことだよ。

普段使いなら還元率は0.5%~0.8%かなぁ。

ドルフィン

LINE Pay マイカラーの決まり方(過去)
カラー使用金額還元率
ホワイト~9,999円/月0.5%
レッド10,000円~49,999円/月0.8%
ブルー50,000円~99,999円/月1.0%
グリーン100,000円~/月2.0%
追記

2020年9月現在は、「VISA LINE Pay カード」を発行しない限り、還元率は0%に変更されてしまいました

ななねこ

まあ、プリペイドカードを10万円も使うなんて、よっぽどのヘビーユーザーだよね…

ちなみに、LINE PayはQRコード決済にも対応7月31日までの期間限定で、QR決済では還元率+3%というシステムになっています。つまりマイカラーがグリーンの方は還元率5%。ヤバいっす。

さらに、Androidスマホでは「Google Pay」を経由して「QUICPay+」で決済が可能です。

チャージ方法にクレジットカードがない…。

チャージ方法については、口座振替、コンビニ(LINE Payカード経由/Famiポート経由)、ATMの3種類。

そうなんです。他の2つが対応している、クレジットカードからのチャージはできません。

大手のサービスなのにこれは痛いところ。どうにか対応していただきたいのですが…どうなるでしょうかね。

暗証番号を設定可能!!でも3Dセキュアは…

実はLINE Payカードは、他の2つとは異なり暗証番号の設定ができます。これはかなり嬉しい点ですね。

しかし一方で、「3Dセキュア」については他の2つと同様に利用不可です。仕方ないね。

暗証番号が設定できるだけまだありがたい。

ドルフィン

ななねこ

カードにICチップ内蔵してくれないかなぁ。

キャンペーン充実!衝撃の最大20%還元も

▲頻繁に行われている「Payトク!!!」。6月末にも実施するらしいですよ…!

最近、LINE Payが特に力を入れているのが「キャンペーン」です。

先日は1,000円相当のボーナス残高を付与する「300億円祭」が行われ大きな話題を呼びましたが、6月23日からの8日間は「Payトク!!!キャンペーン」と題し、最大20%の還元が得られるキャンペーンを実施します。

まず、期間中にLINE Payを使えば15%の還元が付きます。さらにマイカラーに応じた還元とQR決済の還元を足すと、還元率18.5%~20%というかなりの高還元でLINE Payを使用できてしまうわけです。

…あ、ひとつ言い忘れていました。このキャンペーン、LINE Payカードは対象外です。

注意
「Payトク!!!」での15%還元は8月ごろの付与になる予定です。 すぐには還元されないのでご注意を…!

VISAとの連携もスタート予定。Apple Payへの対応も…?

ここからは「これから」のLINE Payのお話。実は先日、LINE PayがVISAとの連携を発表したばかり。

この連携によって、近いうちにVISA規格のバーチャルカードが発行可能になると発表されています。

また、現在発行されているVISAカードとも紐づけが可能となるという発表もあり、今後はVISAクレジットカードからのチャージも可能になると噂されています(この辺りはまだあいまいな説明にとどまっています)。

どうやら、海外でもVISAのネットワークを通じて利用可能にしたいらしい…。

ドルフィン

ななねこ

なかなかやるじゃないですか。

また、3月にはこんな興味深い記事も。

どうやら、LINE Payは「Google Pay」にとどまらず「Apple Pay」への対応を準備しているとのこと。

現在、「Apple Pay」で使用できるプリペイドカードというと「ソフトバンクカード」「au WALLET」「dカードプリペイド」と「メルペイ」くらい。とても数は少ないです。

そこでLINE Payが参入すれば、さらなるシェア拡大が望めるといっても過言ではありません。

LINE Payの全体評価:便利だけどもっとカードに力入れて…

全体評価としては、「かなりおすすめだが、できればカードも対象になるキャンペーンもしてほしい」ということにしておきましょう。

「300億円祭」もQRコードのみ対象ですし、「Payトク!!!」もカードは対象外という状況…。気持ちは分かるのですが、もっとユーザーファーストで頑張ってもらいたいものです。

個人的に僕が期待しているのは、「クレジットカードからのチャージ」と「Apple Payへの対応」。この2つに対応すれば、さらにおすすめ度は上がってきそうです。

「Apple Pay」がキーワードに?

現在、この3つともに「Apple Pay」に非対応という状況ですが、逆に考えればこれはチャンス。

「Google Pay」にはKyashとLINE Payが対応しているので、果たしてこの2つとバンドルカードが「Apple Pay」にも軸足を広げられるかが今後のカギになりそうです。

追記

2020年4月以降、「Kyash」が「Apple Pay」に対応しています。

また、2020年内には「LINE Pay」も「Apple Pay」に対応する予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

当ブログでは画像のダウンロードはできません。